旅行や長期不在の際は洗濯機の水栓を必ず閉めるべき
ゴールデンウィークや夏休み、年末年始など、旅行や帰省で長期間家を空ける機会は誰にでもあるでしょう。その際、火の元の確認や戸締まりは念入りに行うと思いますが、意外と忘れがちなのが「洗濯機の水栓を閉める」ことです。普段は開けっ放しにしているという方も、長期不在の時だけは、必ず水栓を閉めてから出かける習慣をつけましょう。その理由は、不在中に万が一の水漏れ事故が発生した場合、発見が遅れ、被害が壊滅的なものになってしまうからです。在宅中であれば、水が噴き出す音や、床が濡れる気配で異変に気づき、すぐに対処することができます。しかし、誰もいない家で水漏れが発生した場合、水は誰にも止められることなく、何時間も、あるいは何日間も流れ続けます。床は水浸しになり、壁紙は剥がれ、家具や家電は水没して使い物にならなくなるでしょう。フローリングや床の下地材も水を吸って腐食し、大規模な修繕が必要になる可能性があります。特に、マンションやアパートなどの集合住宅の場合、被害は自分の部屋だけでは済みません。階下の部屋の天井から水が漏れ、その部屋の内装や家財にも甚大な被害を与えてしまいます。そうなれば、高額な損害賠償責任を負うことになり、楽しい旅行の思い出も、悪夢へと一変してしまいます。給水ホースが地震で外れたり、劣化した部品が突然破損したりといった事故は、いつ起こるか予測できません。長期不在の際は、こうした「万が一」のリスクを限りなくゼロに近づけることが大切です。出発前のチェックリストに、「洗濯機の水栓を閉める」という項目を、ぜひ加えてください。その一手間が、あなたの財産と平穏な暮らしを守ることに繋がります。